歌詞考察|=LOVE「ラブソングに襲われる」現代女子のリアルな恋愛戦略

音楽と豆知識
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=LOVE(イコールラブ)の新曲「ラブソングに襲われる」は10月8日に発売される19thシングルの表題曲で、佐々木舞香がセンターを務めています。

この記事では「=LOVE(イコールラブ)」の「ラブソングに襲われる」の歌詞の意味について考察と歌詞に含まれるワードについての豆知識を書いています!

気軽に楽しみながら豆知識を増やしていきましょう〜!

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君のことを想う度
胸チュン ちょっと痛くなる
好きってバレてもいいの
もうやだ!ラブソングに襲われる
こういう仕草が好きとか
モテリップだ なんだって
君がいない
なら
意味ないって!
「それじゃダメなの」
君で育った
恋のつぼみ 開花予想
明日咲いてね
少し切った
前髪に気付いてよ
(WOW)
今日も子猫が泣いているのは
君のせいかも
君のことを想う度
胸チュン ちょっと痛くなる
好きってバレてもいいの
オオカミになっちゃうもん
Focus on me
君って鈍感だって
(だって)
Focus on me
好きって言って、愛して
Love you!
君のおかげで知ったラブソング
誰を想い 聴いてるの?
素直にね
ほら
教えてよ
「怒らせないで!」
もしも 君が
2人いたらな、なんて
(WOW)
きっと1人は私のことを
好きになるはず!
今夜のかなしい気持ち
君が上書き保存して
私ってわがままだもん
手に負えないなあ、君じゃ
Pick me, not them
私だって、言って
(言って)
Pick me, not them
間違いで
いいから
目が覚めて
鏡を見たら
とびっきり可愛くなっていて
Be with…
Be with me!
Be with…
Be with me!
好きになった あの日から
フシギ、明日が愛おしい
好きってバレてもいいの
オオカミになっちゃうもん
Focus on me
君って鈍感だって
(だって)
Focus on me
好きって言って、愛して
Love you!

それでは歌詞考察と豆知識を合わせて書いていきます!

胸チュンが意味する“恋の生理現象”と歌詞のリアリティ

歌詞冒頭の「君のことを想う度 胸チュン ちょっと痛くなる」は、恋の感情が身体感覚にまで及ぶことを示しています。
「胸チュン」という造語は、心臓が“キュン”とする擬音に、鳥の“チュン”が重なったような柔らかい響き。
恋心によって胸が痛む現象は心理学で“リマインダー効果”とも呼ばれ、好きな相手を思い出すたびに交感神経が刺激され、胸が締め付けられる感覚が起こることがあります。

この表現があえて可愛い擬音を使っているのは、恋の苦しさと楽しさが混じり合う感覚をポップに伝えるため。
歌詞全体に漂う“本音と照れ”のバランスを象徴するフレーズです。

豆知識専門家
豆知識専門家

江戸時代の恋愛和歌にも「胸あつし」「胸くるし」など、胸の痛みを恋心に例える表現が多く見られます。
古典文学でも恋は“病”とされ、和歌や日記で“胸つぶる”という古語が頻出します。
「胸チュン」はその現代的アレンジとも言えるでしょう。

「オオカミになっちゃうもん」に潜む“狩猟的恋愛”のメタファー

サビに登場する「好きってバレてもいいの オオカミになっちゃうもん」は、可愛い恋心が一瞬で攻めモードに変わる瞬間を表しています。
“オオカミ”は西洋では危険や誘惑の象徴ですが、日本では“オオカミ少年”のように狡猾さのイメージも重なります。
ここでは自分から積極的に動く=“狩る側”に回ることを宣言しているとも読めます。

豆知識専門家
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狼(オオカミ)は古来、山の神の使いとして信仰されてきた動物です。
埼玉の三峯神社などではオオカミを“お犬さま”として祀り、厄除けや守護の象徴にしています。
恋愛において“オオカミ”を名乗ることは、危険な存在に変わることではなく、守る・奪う・自立するという強い感情の比喩としても機能しています。

SNS時代の“選ばれ待ち”文化

後半の「Pick me, not them」は、現代のSNS文化に直結したフレーズ。
海外で「Pick me girl」という言葉が流行し、「私を選んで」という自己アピールや承認欲求を揶揄するスラングになっています。
ここでは主人公が、他の誰でもない“自分”を選んでほしいと願う、素直な心情がにじんでいます。

豆知識専門家
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「Pick me」はもともとダンスやオーディション番組(特に韓国の「PRODUCE」シリーズ)のテーマソングで繰り返し使われ、参加者が“私を選んで!”と訴えるフレーズとして世界的に浸透しました。
恋愛に持ち込まれると、自己ブランディングや選択される側の心情が露わになる現代的な比喩になります。

「ラブソングに襲われる」というタイトルは、単なる“恋愛ソングが頭から離れない”という意味を超え、恋愛そのものが“ラブソングのように”主人公を包み込み、時に圧倒する感情を表しています。
胸チュン=恋の生理現象、オオカミ=積極性と守護、Pick me=SNS的選ばれ文化。
それぞれが現代の恋愛のリアルな断面を映し出しており、甘さの裏にある“恋の主導権”を問う作品とも読めます。

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