【PR】本ページはアフィリエイト広告による収益を得ています。
「ギルティ」は7月30日にリリースした新曲となっています。
この記事では「tuki.(ツキ)」の「ギルティ」の歌詞の意味についての考察と歌詞に含まれるワードについての豆知識を書いています!
気軽に楽しみながら豆知識を増やしていきましょう〜!
tuki.(ツキ) ギルティ 歌詞
被告人前にどうぞ
無罪を主張のダーリン
意見陳述をどうぞ
『君が一番』だなんて
どうせ甘い罠 我慢できないわ
君の思い通り 癪に障るが
抗えないわ 筋書きの通り
なんていくと思ったかい
絶対許さないから
泣いて愛を囁いても
ああ いい気味ね
はい 判決の時間だね
言い残すこ とは無いか
無理無理 結果は変わらないわ
いざ恋愛裁判 〇か×か
ああ絶対情状酌量はないわ
いざ勧善懲悪 皆様方
浮つきがち 心に鉄槌を
(有罪)実刑執行猶予はなし
(有罪)謝れどのべつ幕なし
(有罪)1000年牢獄へお行き
(有罪)後悔するには遅すぎ
恋愛裁判 愛か罰か
ああ絶対情状酌量はないわ
いざ傍聴席の皆様方
浮つきがち 心に判決を!
(有罪)(有罪)(有罪)(有罪)
上訴されて再演
無罪を主張のダーリン
意見陳述をどうぞ
『二番目でいい?』だなんて
またね甘い罠 ふざけているわ
言葉がでないわ 逆に聞くけど
二番目じゃないの いつかわかるでしょ
はい 捨てられて戻ってきて
もう一回と懇願して
無理無理 心は戻らないわ
いざ恋愛裁判 〇か×か
ああ絶対情状酌量はないわ
いざ勧善懲悪 皆様方
浮つきがち 心に鉄槌を
(有罪)実刑執行猶予はなし
(有罪)謝れどのべつ幕なし
(有罪)1000年牢獄へお行き
(有罪)後悔するには遅すぎ
うざいうざい無罪はないわ絶対
うざいうざい不在通知が満載
会話になんないんでダーリン もういいでしょ
酷すぎるよ いついつまでも
一緒だなんて思わないで
罪はちゃんと償って
次はちゃんと想いあいな
いざ恋愛裁判 〇か×か
ああ絶対情状酌量はないわ
いざ勧善懲悪 皆様方
浮つきがち 心に鉄槌を
(有罪)実刑執行猶予はなし
(有罪)謝れどのべつ幕なし
(有罪)1000年牢獄へお行き
(有罪)後悔するには遅すぎ
恋愛裁判 愛か罰か
ああ絶対情状酌量はないわ
いざ傍聴席の皆様方
浮つきがち 心に判決を!
(有罪)(有罪)(有罪)(有罪)
tuki.(ツキ) ギルティ 歌詞考察と豆知識
それでは歌詞考察と豆知識を合わせて書いていきます!
「いざ恋愛裁判」――なぜ恋は“裁かれる”のか?
この歌の中心モチーフとなるのが「恋愛裁判」。まるで恋そのものが、白黒つけられるべき「罪」だと言わんばかりの言葉ですよね。
冒頭の「被告人前にどうぞ」「意見陳述をどうぞ」というフレーズは、実際の裁判で使われる用語に酷似しています。これらは法廷ドラマなどでも頻出ですが、恋愛の場面に持ち込むことで、皮肉と痛烈な感情が浮き彫りになります。
さらに歌詞の中では、「無罪を主張のダーリン」「実刑執行猶予はなし」など、裁判用語が過剰なくらい散りばめられており、恋の終わりがまるで刑罰であるかのように描かれています。
会話で学ぶ豆知識:なぜ「〇か×か」という表現なの?

ところでさ、「〇か×か」って、なんでこんな表現を恋愛に使うんだろうね?

実はこれ、日本の“二項対立文化”に深く根ざしてるんだよ。
〇と×、善と悪、勝ちと負け。
曖昧を嫌って「どっちかに決めたがる」文化って、裁判制度とも重なるんだ。

あー、なるほど。恋愛も白黒つけたがる風潮あるかも。

「〇か×か」というのは、もともと試験やテストの正誤判定から来ていて、「正解じゃなければ不正解」という考えを反映してる。

恋愛に当てはめると、それってすごく残酷だけど、共感できちゃうな……。

この歌詞は、その二項対立の無慈悲さを、法廷という演出で皮肉ってるんだよ。
「『二番目でいい?』だなんて」――“二番”の持つ文化的ニュアンスとは
後半でダーリンが放った「二番目でいい?」というセリフ。
これは決定的な“地雷ワード”として描かれています。
言葉だけ見ると、妥協や軽視の香りがぷんぷんしますが、ここに日本語文化の微妙な価値観が滲んでいます。
日本文化において「一番=正義」「二番=敗者」という感覚は非常に根強いものがあります。
たとえば、オリンピックの金メダル以外は注目されにくいし、就職先も「第一志望」以外は後ろめたさを感じる人が多いですよね。
会話で学ぶ豆知識:なぜ「二番目」はこんなに許されないの?

「二番目でいい?」って、確かにアウトだけど、なんであんなに怒るのかな?

日本語で「一番」というのは、“唯一無二”の特別感を表すんだ。
逆に「二番」は「その他大勢」に感じられてしまう。

そうか、「二番目」って妥協とか保険みたいな意味になっちゃうのか。

うん。「あなたが一番」ってよく言うでしょ?これは相手に“無条件の優位”を約束する言葉でもある。

だから「二番目でいい?」は、自分の価値を下げられたようで、怒りになるのか。

しかもこの曲では一度裏切られてるから、余計にその言葉は“再犯”の決定打に聞こえるんだよ。
「実刑執行猶予はなし」――“ギルティ(有罪)”の語源が教えてくれる意味の深さ
タイトルにもなっている「ギルティ」は、ご存じの通り「有罪」を意味する英単語です。
英語では“罪悪感”にも使われ、「guilty feelings(罪の意識)」のような形でも登場します。
この言葉の語源は、古英語の「gylt」(過失、罪)にあり、実は“無意識のうちに犯した過ち”というニュアンスも含まれます。
つまり、「ギルティ」とは単なる法律的な「罪」だけではなく、道徳的な“心の咎め”を含んでいるのです。
会話で学ぶ豆知識:「ギルティ」の語源ってそんなに深いの?

「ギルティ」って、ただの“有罪”って意味じゃないの?

実はもっと深いんだよ。もともとは古英語の「gylt」って単語で、“うっかりやっちゃった罪”みたいなニュアンスがあったんだ。

え、わざとじゃなくても「ギルティ」になるの?

そう。だから英語では「I feel guilty」って言うとき、必ずしも法律的な罪じゃなくて、“心の良心が痛む”って意味でも使うよ。

なるほど、それでこの歌の「ギルティ」は、ただの刑罰じゃなくて“心の罰”なんだね。

うん。しかも相手にはその意識がないようだから、主人公は余計に怒ってるんだと思う。
tuki.(ツキ) ギルティ 歌詞考察と豆知識 まとめ
『ギルティ』は「恋愛」というあいまいで感情的な世界を、法廷という冷徹で白黒つける場に置き換えることで、裏切り・後悔・罰の感情を強烈に可視化した楽曲です。
タイトルの「ギルティ」は、単なる“有罪”ではなく、心に残る“咎め”を意味します。
感情のぶつかり合いではなく、冷静な裁きとしての“判決”が下される世界。その結末は「情状酌量の余地なし」。
裁くのは彼女ではなく、聴いている“あなた自身の心”。恋において、私たちは誰しも「原告」であり「被告」でもあるのかもしれません。
コメント