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FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)の新曲「はちゃめちゃわちゃライフ」は10月4日放送回からの『クレヨンしんちゃん』新主題歌となっています。
この記事では「FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)」の「はちゃめちゃわちゃライフ」の歌詞の意味についての考察と歌詞に含まれるワードについての豆知識を書いています!
気軽に楽しみながら豆知識を増やしていきましょう〜!

FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー) はちゃめちゃわちゃライフ 歌詞
ぷりぷりぷりっと
プリプリプリティー
はぴはぴはぴっと
ハピハピハッピー
ぶらぶらぶらっと
ブラブラブラボー
はちゃめちゃわちゃっと
Wah どぅわちゃらいっ
ポポポポップでホップで
ジップなeveryday
はーい さあみんなあそぼう
この指止まれ
ウィットにとんでユニークなanytime
チャーミングにみんな
今日もいい感じfu
お腹が空いたらご飯を食べて
遊び疲れたら夢の中
カワイイとこも おバカなとこも
ぎゅっと愛するべき
推しポイントだゾ
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
おどけたほっぺが
ぷりっとプリティー
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
お茶目に生きるのだ
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
笑って毎日はぴっとハッピー
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
仲良く生きるのだ
ぷりぷりぷりっと
プリプリプリティー
はぴはぴはぴっと
ハピハピハッピー
ぶらぶらぶらっと
ブラブラブラボー
はちゃめちゃわちゃっと
Wah どぅわちゃらいっ
優しい君も do what you like
元気な君も do what you want
照れ屋な君も do what you love
どんな君も
どぅわどぅわどぅわちゃらいっ
毎日 毎毎日 do what you like
Fu fu
大好き 大大好き do what you like
Fu fu
胸がいっぱい いっぱい do what you like
Fu fu
なんか照れちゃうな
どぅわどぅわどぅわちゃらいっ
お兄さんもお姉さんも
わちゃライフ わちゃライフ
呑気もお天気も
わちゃライフ わちゃライフ
3にも4にも
わちゃライフ わちゃライフ
今日もドキがムネムネ
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
パワフル元気に
ほほいっとコメディー
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
真っ直ぐに生きるのだ
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
なんでもかんでも
ちゃちゃっとイージー
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
首尾よく生きるのだ
得意も不得意も 得手も苦手も
全部君のチャームポイント
晴れのち雨も 雨のち晴れも
どっちだって構わない
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
明日も明後日もその先も
ずーっとここで待ち合わせだよ
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
忘れないでね 君と僕とのお約束
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
なんだか夕日が
いつもより綺麗だなあ
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
ずっと一緒に生きるのだ
じゃそゆことで yeah
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
おどけたほっぺが
ぷりっとプリティー
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
お茶目に生きるのだ
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
笑って毎日はぴっとハッピー
はちゃめちゃわちゃライフ
Wah どぅわちゃらいっ
仲良く生きるのだ
ぷりぷりぷりっと
プリプリプリティー
はぴはぴはぴっと
ハピハピハッピー
ぶらぶらぶらっと
ブラブラブラボー
はちゃめちゃわちゃっと
Wah どぅわちゃらいっ
FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー) はちゃめちゃわちゃライフ 歌詞考察と豆知識
それでは歌詞考察と豆知識を合わせて書いていきます!
音のリズムに隠された“言葉遊び”の伝統
冒頭の「ぷりぷりぷりっと/プリプリプリティー/はぴはぴはぴっと…」というフレーズは、一見すると幼児向けの擬音・擬態語の羅列のように思えます。
しかし、このリズミカルな言葉の並び方には、日本語の「畳語(じょうご)」という言葉遊びの伝統が活かされています。
「ぷりぷり」「はぴはぴ」「ぶらぶら」などの繰り返しは、感情や動作を強調する日本語特有の表現です。
クレヨンしんちゃんの世界では、子どもと大人が一緒になって遊ぶシーンが多く、こうした“音で楽しむ”表現が、世代を超えて笑いを生み出しています。
さらに英語の「pop」「hop」「zip」などを織り交ぜることで、国境を越えたノリの良さが生まれ、言語の壁を越えた“遊びの共有”が実現されています。

「ぷりぷり」のような繰り返し言葉は「畳語(じょうご)」と呼ばれ、古くは『万葉集』にも登場しています。
たとえば「しとしと雨」や「きらきら光る」なども畳語です。日本語では感情・状態・擬音を柔らかく伝える効果があり、子ども向けの歌や童謡にも多く使われます。
「どぅわちゃらいっ」に込められた哲学
サビで繰り返される「Wah どぅわちゃらいっ」は、耳に残る中毒性のあるフレーズです。
実はこれ、「Do what you like(好きなようにやればいい)」という英語が日本語的に崩され、音楽的に加工された表現です。
歌詞中にも「優しい君も do what you like/元気な君も do what you want/照れ屋な君も do what you love」とあり、どんな個性も肯定するメッセージが明確に示されています。
これは、しんちゃんの作品全体に通底する「個性の尊重」と「自由な生き方」の象徴でもあります。
しんちゃんのキャラクターたちは、みんな一癖ありながら、誰もが自分らしく生きています。しんのすけ自身も「周囲に合わせる」のではなく、「自分のまま」でいることが物語の魅力となっています。

「Do what you like」は1960年代後半のヒッピームーブメントやロックカルチャーで頻繁に使われたスローガンの一つです。
「型にはまらず、自分らしく」という価値観を象徴していました。
日本の子ども向けアニメ主題歌にこの精神が自然に溶け込んでいるのは、実はとても興味深い文化的融合といえます。
「得意も不得意も…全部君のチャームポイント」に見る“共生”の思想
終盤の歌詞では「得意も不得意も 得手も苦手も/全部君のチャームポイント」と歌われています。
これは単なる自己肯定のメッセージではなく、作品全体を貫く「共に生きる」という思想を体現しています。
クレヨンしんちゃんは、登場人物たちが凸凹な個性をぶつけ合いながらも、最終的には“仲良く生きる”ことを大切にしている物語です。
歌詞にも「仲良く生きるのだ」「ずっと一緒に生きるのだ」と繰り返し登場し、「はちゃめちゃ」な日常の中で互いを受け入れる姿勢が描かれています。
ここで注目したいのは、「ちゃめっ気」「おどけ」「はちゃめちゃ」といった言葉がすべて「規範から外れてもいい」というメッセージを含んでいることです。
それが“わちゃライフ=わちゃわちゃした日々”というタイトルに凝縮されています。

「わちゃわちゃ」という擬態語は比較的新しい言葉で、1990年代以降、関西の若者言葉として広まりました。「大勢でにぎやかに騒ぐさま」を表します。
これが「ライフ(人生)」と結びつくことで、「にぎやかに共に生きる人生」という新しい価値観が表現されています。
FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー) はちゃめちゃわちゃライフ 歌詞考察と豆知識 まとめ
『はちゃめちゃわちゃライフ』は、ただの楽しい主題歌ではありません。
畳語に宿る日本語の伝統、ヒッピー文化のスローガンとの融合、そして「わちゃわちゃ」に込められた共生の思想。
これらがしんちゃんの世界観の中で自然に溶け合い、「型にはまらない人生を、みんなでにぎやかに楽しもう」というメッセージを届けています。
“わちゃライフ”とは、欠点も個性もひっくるめて共に生きる日々。
それは、現代社会が忘れがちな「自由と共生」の哲学そのものなのです。
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