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こんにちは!
今回はM-1グランプリ2023第5位を記録した真空ジェシカのネタについてどこが面白いポイントなのか解説してみようと思います!
こんな方へオススメ
・真空ジェシカの面白さがわからない
・真空ジェシカのフレーズを日常でも使いたい
・真空ジェシカの面白さをもっと知りたい
真空ジェシカのことはめっちゃ面白い漫才師だと思っていますが、ツッコミが少し難しかったり、伏線が貼られていたりと、全て計算されている漫才のため1回見ただけでは面白さが少し伝わり辛いという感想を持たれる方が多いです!
そこで漫才の解説をしてみたらもっと面白さが伝わるのではないかと思い、
漫才やコントが大好きな僕が独断と偏見で解説や補足をしていきます。
ぜひ最後まで見てください〜!!
真空ジェシカのプロフィール
【左】ガク (本名:川俣 岳) ツッコミ担当
【右】川北茂澄(かわきたしげと) ボケ担当
結成 : 2012年5月結成
M-1グランプリ 2021年 決勝戦進出
M-1グランプリ 2022 年 決勝戦進出
M-1グランプリ 2023年 決勝戦進出
M-1グランプリ2023年の「真空ジェシカ」のネタ解説!!
漫才のネタを少し抜粋しながら解説してきます!
もしできるのなら、12月27日現在はTverでM-1の見逃し配信をやっているので、そちらでネタを見てからだともっと楽しめると思います!
これ〜(ガクを指差す)、アフリカのオラクルっていう人形なんですよ〜
あ、違いますよ〜。
呪物コレクター(川北を指す)と呪物(自分を指す)じゃないんで〜。
違います、
真空ジェシカです、よろしくお願いします〜
漫才にとても大切なツカミのネタになります。
このツカミでいきなり真空ジェシカ節が炸裂していました!!
ツカミは漫才で1番大事なところといっても過言ではないのですが、真空ジェシカはここで、「オラクル」というワードでボケてきます。
それに対し、「呪物(オラクルのこと)」と「呪物コレクター」ではないからというツッコミを入れていきます。
まず、ここで「呪物」や「呪物コレクター」を知っていないと、ポカ〜んとなってしまいます。
これは、いきなりお客さんを突き放すようなツカミでした。
では、なぜこのようなワードを使用したのでしょうか?
ちょっと気になりますよね〜、解説していきます。
ひとまずは画像をどうぞ!
いかがでしょうか。
画像を見るとちょっと面白くないですか!? オラクルはなんとなくガクに似ているし、田中さんは川北にめっちゃ似ていますよね!
真空ジェシカはM-1という大舞台で、世間であまり知られていないであろう「物」や「人物」をあえてツカミに使い、後で調べた人(検索エンジンで)に対して時限爆弾的なお笑いを届けているのではないかと思われます。(この検索エンジンも後にネタに使用されていますし…)
よろしくお願いします〜。
俺最近の休みの日は「びー画館」ばっかりいってて〜
映画館じゃなくて〜!?
あ、映画館はちょっと高くて〜
ん!!?
かといって「しー画館」までいくと〜
しー画館もあるの!?
客層がわるくて〜
ん!ん!ちょっと、ちょっと待って
内容が入ってこない
ここでこの漫才の中心となる設定を覚えておいてください。
・映画館
・びー画館
・しー画館
とあり、アルファベットが下にいくに連れて、「客層が悪くなるため、内容が入ってこなくなる」
ごめん、ちょっと、ちょっと待って!
映画館!
びー画館!
しー画館!
ってこと!?
そっから!?
そっからというか、映画館しか知らないから!
ヤバい、お前、
もう「ジィー画館」から勉強してこい
ジィー画館!!?
あ「Z」ってこと!?
そうだそうだ
1番下ってこと??
うーん、下っていうとまたアレなんだけど
いや、配慮がいるかどうかもわからないから〜!!
うん、あれなんだけどね!
ヤバい事言ってるから〜
そうなんだ〜〜(汗)
だから教えてやるからな!
(足元を指さす)まず、ここが「ジィー画館」だとして〜
うん、ここが「ジィー画館」…(足元を指さす)
いや、そこは「ワイ画館」、まだ〜〜
そうなの〜〜(汗)
わかった、じゃあ「ジィー画館」に行けばいいのね〜
(後ろから歩いてガクに右肩をぶつける)
いって〜な、このやろう〜〜(キレる)
あ、すいません…
(左手が喋ってる)
おめ〜がどこ見てんだよ!!
(右手が喋ってる)
おめ〜がぶつかってきたんだろうが!!
ここでは、右肩がぶつかり「ガク」に切れているのではなく、左手が右手にぶち切れているという場面。
ここから、右手、左手の喧嘩となる。
(左手が右手を殴る)
右手:手〜出してんじゃね〜よ!!
(左手が右手を殴る)
右手:手〜出してんじゃね〜よ!!
(右手が左手を殴る)
左手:おめ〜もやってんだろ!!
(右手と左手で殴り合う!!)
(手の間に顔を入れる)
どちらも落ち着いてください〜〜。
あ〜、手の喧嘩を顔で仲裁している!
客層やば、ここ〜〜。
「ジィー画館」なので客層が悪いという流れです。
(何かを引いている動作)
ブ〜ンババババ。ブ〜ンババババ。
ドッドッドドドド。
(画面を操作している動作)
あ、エンジンのスマホ使っている!!
古いのか新しいのかわからない〜…。
ここではこの動力が「エンジン」で動くスマホに対して、古いのか新しいのかわからない、というツッコミを入れています。
そして、この「古いのか新しいのか分からない」というワードにより、ここから先のボケがちょっと「古い例え」になっていくところ(あえて例えが古いとかツッコンだりはしてない)が、真空ジェシカらしさ万歳です。
(激しく震えながらスマホを耳にあてる)
聞こえない〜〜、聞こえない〜〜。
そりゃそうだって、そんなん使ったら…
(激しく震えながらスマホ画面を操作)
スマホ聞こえない原因。
検索エンジンすぎる〜〜。
(激しく震えながらスマホを耳にあてる)
わかんな〜い。わかんな〜い。
そういうことじゃないから、検索エンジンって。
ヤフーとか、グーグルとかのサイトのこと言ってるから。
動力としての「エンジン」と検索「エンジン」をかけているツッコミで、本当に上手いです。
さらに、ガクが補足情報を入れてくれているため、見ている側も整理できる時間があり、とても分かりやすいツッコミです。
あの、すいません、「どら泣」してるところすみません。
あ、してないです〜。
ドラえもん見て泣いて無いです。
「どら泣」という懐かしいワードが出てきます。
ちなみに、どら泣が流行った最初は2014年になります。
あの、すいません、(ガクへお辞儀)
館長の「ムービー勝山」です。
ムービーさん!?
どうも、、
楽しんでいってください。
はい、あのここって、いつもこんな感じなんですか。
あ、売店で聞いてください!
左へ受け流された!!
右から質問しちゃったから〜…
「ムーディ勝山」という芸人を知っている前提のボケ、ツッコミです。
「ムーディ勝山」さんが大ブレイクしたのは2007年になります。
懐かしすぎますね、今の若い子達は知らないんではないでしょうか、絶妙なラインをせめています。
そして「古いネタだ〜」とかいうツッコミは特にありません。
(ガニ股で歩いてくる)
また怖そうな人がきたな〜..
あの方は先日「ジィー務所」から出所したばかりなんですよ
「ジィー務所」!!?
どんなけ悪い事をしたら、「刑務所」じゃなく
「ジィー務所」に行くんだ?
(ガニ股で歩いてくる)
確定申告終わった〜!
税務署だった〜。
ややこしい言い方するから〜…
税務署、、ジィー務所ね…
(ガニ股でガクの方へ歩いてくる)
ぶん殴っていい??
あ〜〜怖い人ではあった〜。
ごめんなさい。
気をつけろよ、俺
後科2犯だから。
これからやる犯罪が2つ!!?
前科よりタチ悪いって!
このボケも真空ジェシカらしさ満載ですね。
「後科2犯」という聞いた事ないワードにポカンとなっている間に、ガクからの「これからやる犯罪」という説明で一気に笑が込み上げてきます。
この一度「ポカン」とさせるのがとても上手な漫才師だと思います。
(左手前を指さす)
「ジィー画監督」の「にやざき はやお」です
にやざき!!
(にやざき はやお)
お前たちをどう、こ○すか!!?
あ、君たちはどう生きるかね!
(にやざき はやお)
どう、こ○すかだよな〜〜?
いや、本人も言わないよ、どう、生きるかだよね〜とわ
(刀を取る動作)
7億人の侍!!
あ、「クローン沢あきら」だ〜。
しょうもないから、クローンだから、多いみたいな〜。
三谷幸喜高齢者です。
ラジオネームじゃね〜か〜。
「宮崎駿 監督」「黒澤明 監督」「三谷幸喜 監督」をもじった、3人の激ヤバ監督が紹介されています。
テンポも良く分かりやすくて、安心して見ていけます。
あ、まもなく上映いたします。
(椅子に座る動作)
始まるんすね、ようやく…。
あ、映画泥棒のやつだ。
(映画泥棒のダンス風)
ズチズチズチズチ
(映画泥棒のガッツポーズ)
テレテレ〜〜〜!!!
あ、映画泥棒が勝った〜!!
あっちゃいけないからそんな事〜。
そんな映像流すな〜。
(アナウンス)
え〜それでは、
新海ウソ監督作品、「君の名前はなんだろな〜featuring青山テルマエロマエ」27倍速です!
あ〜変な映画が変な速さで〜
(素早い動作の顔芸?)
せめて普通の早さでみせて、「ジィー画」事態が初めてだから〜。
(素早い動作で頭を書いたり、考え事をしている動作)
う〜ん、倍速でよかったな〜、ずっと名前を考えてるだけの時間だ〜。
普通の速さじゃ見てらんない、こんなん。
『新海ウソ監督作品、「君の名前はなんだろな〜featuring青山テルマエロマエ」』27倍速なので、ただただ、名前を考えているだけなんですね。
(高速でリールを回す動作)
あ、ロードショーのおじさんの負担がすごい。
ロードショーのおじさんこんなとこに、今だに手回しで〜。
(ロードショーのおじさんの帽子を高速で回す)
帽子パカパカいらないだろ〜。
やってたけど金曜ロードショーで。
言わずと知れた金曜ロードショーのおじさんですね。
1997年から2009年にかけて登場していたみたいです。
ちなみに本名は「フライデーおじさん」らしいです。
面白い作品ですね!
あ、こういう客もいた〜。
どうもありがとうございました〜!!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
僕はお笑いライブでも真空ジェシカを見ているのですが、今回のM-1のネタは割と大勢の人にも分かりやすくて、シンプルな漫才だったかなと思います。
僕的にはもっと真空ジェシカらしさのある漫才が見たかったという部分もありますが、おそらく2本目でそういうネタをやっていたんだと思います。
でも大好きな真空ジェシカをM-1で見れて幸せでした。
また、漫才の解説もしていきますので、ぜひ見ていただければ幸いです。
他にも真空ジェシカについての記事を書いているので読んでいただけたら嬉しいです!
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