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この曲は6月27日上映のルパン三世の映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』の主題歌となっています。
この記事では「B’z」の「The IIIRD Eye(サードアイ)」の歌詞の意味についての考察と歌詞に含まれるワードについての豆知識を書いています!
気軽に楽しみながら豆知識を増やしていきましょう〜!
B’z The IIIRD Eye(サードアイ) 歌詞
火傷しそうな未明のシャワー
息を止め浴びたなら
真っ白い鏡を手のひらでキュッと擦って
出てきた顔を
思いきり歪める
何もないわけじゃない
気づいてないだけ
開いてごらんよ その眼を
見えないものを見ろ
手の届かないものなんてない
ゲームはもう始まってる
見つけてごらんよ その眼で
知らない空がある
見たこともない色がある
その羽広げてごらんよ
※歌詞は現時点で判明している部分を耳コピしたものになります。
B’z The IIIRD Eye(サードアイ) 歌詞考察と豆知識
それでは歌詞考察と豆知識を合わせて書いていきます!
火傷しそうな「未明のシャワー」に隠された目覚めの儀式
火傷しそうな未明のシャワー
息を止め浴びたなら
この冒頭のフレーズは、まだ暗い「未明」という時間帯と、「火傷しそうなシャワー」という強烈な刺激の対比が印象的です。
ただのシャワーではなく、これはまるで精神の目覚めを促す「通過儀礼」のようにも読めます。
「未明」は、一日の中でもっとも静かで不安定な時間。東洋思想ではこの時間は陰から陽への転換点とされ、修行者が最も多く座禅や瞑想を行う時間帯でもあります。
この「未明のシャワー」は、そんな内面の修行や「浄化」の象徴と言えるかもしれません。
豆知識「シャワーと禊(みそぎ)の意外な共通点」

ねえ、この“未明のシャワー”って、ただの朝風呂じゃないと思うんだ。

え、どういうこと? シャワーって普通に浴びるものじゃない?

実は、日本の古神道に「禊(みそぎ)」っていう儀式があってね。
夜明け前の川や海で冷水を浴びることで、心身を清めるんだよ。

えー!それって修行みたいなやつ?

そうそう。夜明け=新しい始まりで、冷たい水=魂の浄化。
つまりこの歌の「未明のシャワー」は、ただの朝の支度じゃなくて、“意識の再起動”を象徴してるのかもしれない。

なるほど…じゃあ、火傷しそうなほど熱いシャワーって、それだけ“強烈な目覚め”ってことなのね。
「真っ白い鏡」の中に映るものは、過去の自分ではない
真っ白い鏡を手のひらでキュッと擦って
出てきた顔を
思いきり歪める
ここで描かれているのは、「鏡=自己認識」のモチーフです。
鏡が曇っているのは、自分自身がまだよく見えていない状態。
それを手で拭い、「出てきた顔」を歪める――これは自分の本質を見たときの拒絶や驚きを象徴しているようです。
豆知識「鏡と“魂”の深い関係」

ところで、「鏡」ってなんでよく歌詞に出てくると思う?

えーと、自己反省とか?

もちろんそれもあるけど、日本の神話だと「鏡」は神聖なアイテムなんだよ。
伊勢神宮に祀られてる「八咫鏡(やたのかがみ)」って知ってる?

あ、三種の神器のやつだ!

そう。鏡って、ただの物体じゃなくて「魂を映すもの」ってされてる。だからこの歌詞で曇った鏡を擦るのは、自分の魂を直接見る行為かもしれない。

それで出てきた顔を“歪める”のは…魂を直視したショックってことかもね。
「The IIIRD Eye」とは何か?“第三の眼”で見る、まだ知らぬ空
曲名でもある「The IIIRD Eye」は、「第三の眼(サードアイ)」を意味します。
これは直訳すれば「見えないものを見るための目」。
スピリチュアルやヨガの世界では、眉間のあたりにある“内なる目”として知られ、直感や真理を感知する力の象徴です。
豆知識「“第三の眼”はどこにある?」

そもそも“第三の眼”って、どこにあるって話なの?

それがね、インドのヨガや仏教の教えだと、眉間のあたりにあるって言われてる。
「アージュニャー・チャクラ」って呼ばれてる場所。

チャクラ?なんか聞いたことある。

うん。身体に7つあるエネルギーの中心のうち、ここが「真実を見抜く場所」ってされてる。

なるほど〜。それで「知らない空」とか「見たこともない色」が見えるようになるってことか。

そう。目に見える世界じゃなくて、「本当は感じていたのに見えていなかった真実」が見えるようになる。つまりこれは精神の目覚め=覚醒を描いた曲なんだよ。
B’z The IIIRD Eye(サードアイ) 歌詞考察と豆知識 まとめ
この曲全体を通して貫かれているのは、「まだ見ぬ真実への目覚め」です。
「火傷しそうな未明のシャワー」で目を覚まし、「曇った鏡」で自分を見つめ、「第三の眼(The IIIRD Eye)」で世界を見直す。すべては**“今まで信じてきた世界が、実はごく一部にすぎなかった”**と気づくためのプロセスなのです。
そして曲名の「The IIIRD Eye」が示すように、それは単なる視覚ではなく、「直感・本質を見抜く目」を持つこと。それは現実逃避ではなく、“世界の可能性を広げる”力そのものなのです。
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