【歌詞考察】RADWIMPS『命題』が描く「現代社会の苦悩」とは?

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この曲は2025年4月からの日本テレビ系「news zero」の新テーマソングとなっています。

さっそく「RADWIMPS(ラッドウィンプス)」の「命題」の歌詞の意味について徹底考察SNSでの反応もまとめましたのでぜひ読んでみてください!

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世界は僕を見知らぬそぶり
呼び出しておいてそれはないだろう
人生上級者達が幅利かす時代
「白」か「黒」かの二元論が横行ゆらめきさえ許さず
原告席に溢れ返る人 被告席はもぬけの殻
言葉に刃突き立てぶん回すようなこの時代に
「平気な顔が上手い選手権」強制参加の時代に
それでも君がいてくれるなら
明日も生きてみたいとそう心から願ったんだ
はじめて産まれてきたの右も左も知るわけないだろ
悲しみとこんなとこで待ち合わせたつもりなどないけど
君が無駄にした今日は誰かが生きたがってた今日だと
言われたとこでビクともしない夜だってざらにあるけど
広い海に一滴の目薬ほどの違いだとしても
僕げここに生まれてきた意味の一雫を探して彷徨う日々
「君じゃないと」が聞きたいの 君と僕との希望ごっこ

『命題』は、現代社会の矛盾や個人の孤独感を描きながら、「それでも生きる」ことへの問いを投げかける楽曲です。
歌詞全体に散りばめられた言葉は、表面的な正解を求めるものではなく、聴く者に「自分なりの答え」を探させる仕掛けになっています。
本考察では、曲に込められた「世界の欺瞞と孤独」「二元論の支配」「生きる意味の探求」という3つの視点から、歌詞の奥にあるメッセージを深掘りしていきます。

※歌詞は公開されている部分で聞き取れた分を耳コピしたものです。

「見知らぬそぶり」をする世界と、社会の欺瞞

世界は僕を見知らぬそぶり
呼び出しておいてそれはないだろう

このフレーズは、まるで世界が個人を「必要としている」と言いながらも、実際にはその存在を無視しているかのような矛盾を示唆しています。
私たちは生まれる前に、自分がこの世界に来ることを選択したわけではありません。
しかし、生まれた瞬間から「社会の一員」としての役割を押し付けられ、適応できない者は疎外される。

また、「呼び出しておいてそれはないだろう」という表現には、人生というゲームに強制参加させられたにもかかわらず、そのルールが理不尽であることへの苛立ちが滲んでいます。
この言葉は、現代社会において「なぜ生きるのか」という問いに対する明確な答えがなく、誰もが手探りで進んでいることを暗示しているのではないでしょうか。

そして、この世界が「見知らぬそぶり」をしているという感覚は、SNS時代の孤独感にも通じます。
情報が溢れ、人との繋がりが表面的に増えたように見えても、実際には「本当に理解されている」と感じることは少ない。
誰かにとっての「友達」や「フォロワー」が増えても、肝心の「自分自身」がこの世界に受け入れられているかどうかは分からない。その不安が、この一節に凝縮されているのです。

「白か黒かの二元論」と、答えのない世界

「白」か「黒」かの二元論が横行
ゆらめきさえ許さず

この部分では、現代社会が持つ「極端な価値観の押し付け」が描かれています。
正義か悪か、成功か失敗か、敵か味方か。こうした二元論が主流になり、曖昧なものを許さない世界では、人は「揺れ動く」ことを否定されてしまいます。

本来、人間の感情や思考はグラデーションのように複雑なものですが、SNSやメディアの影響で「一言で言い表せるもの」に単純化されがちです。
「正しいこと」とされる価値観が一瞬で拡散し、それに反するものは容赦なく叩かれる。
この息苦しさが、「原告席に溢れ返る人 被告席はもぬけの殻」という歌詞に表れています。
つまり、現代社会では誰もが裁く側になり得るが、裁かれるべき「本当の加害者」は存在しない、または見えなくなってしまっているのです。

この視点から考えると、「平気な顔が上手い選手権」への強制参加とは、社会のルールに適応し、「正しさ」に従うことでしか生き延びる術がないことを皮肉っているように感じられます。
私たちは「本当の自分」でいることを諦め、「正しく見える自分」を演じることで、ようやく生きていける世界にいるのではないでしょうか。

「君じゃないと」が聞きたい ーー 存在意義を求める叫び

君が無駄にした今日は誰かが生きたがってた今日だと
言われたとこでビクともしない夜だってざらにあるけど

この部分では、「生きることの意味」についての葛藤が描かれています。
「生きたくても生きられなかった人がいるのだから、あなたの今日を大切にしなさい」という言葉は、よく耳にするものです。
しかし、このフレーズでは「そんなことを言われても、心に響かない夜もある」と正直に吐露しています。

生きることに苦しさを感じている人にとって、「誰かの分まで生きろ」という言葉は、むしろ余計な重荷になることがあります。
どんなに生きたかった人がいたとしても、今ここにいる自分が「生きることに意味を見いだせない」のであれば、その言葉はただのプレッシャーにしかならない。
だからこそ、必要なのは「正論」ではなく、「寄り添う言葉」なのではないでしょうか。

「君じゃないと」が聞きたいの

この最後の一節には、誰もが求める「存在意義」の本質が込められています。
「社会にとっての価値」ではなく、「個人としての価値」を知りたい。つまり、誰かにとって「君だからこそ必要なんだ」と言われることが、生きる理由になり得るのです。

ここで重要なのは、この「君」が具体的な誰かを指しているわけではないことです。
「君」はリスナー自身であり、また、リスナーの周りにいる誰かでもあります。「君じゃないと」が聞きたいーーそれは、誰もが誰かに対して抱く、切実な願いなのです。

まとめ

『命題』は、現代社会の冷たさや矛盾を描きながらも、「それでも生きることの意味を探し続ける」ことをテーマにした楽曲です。

・世界は私たちを無関心に見つめながらも、理不尽なルールを押し付ける
・白か黒かの極端な価値観に支配され、曖昧な感情は許されない
・「生きる意味」を問われても答えは見つからないが、それでも「君じゃないと」と言われることが救いになる

この曲は、答えを提示するものではなく、むしろ「あなたにとっての答え」を探させる楽曲です。
現代を生きる私たちが日々感じている苦しさ、その中で見出そうとする希望ーーそれらを言葉にした『命題』は、「何のために生きるのか?」という根源的な問いに向き合うきっかけを与えてくれるのではないでしょうか。

2025年4月からの日本テレビ系「news zero」の新テーマソング

『命題』は、現代社会の冷たさや矛盾を描きながらも、「それでも生きることの意味を探し続ける」ことをテーマにした楽曲と感じます!

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