歌詞考察|ちゃんみな『WORK HARD』現代労働の矛盾と誇りを読み解く

音楽と豆知識
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この曲は7月16日に放送開始されるディズニープラスアニメの『BULLET/BULLET』の主題歌となっています。

この記事では「ちゃんみな」の「WORK HARD(ワークハード)」の歌詞の意味について考察と歌詞に含まれるワードについての豆知識を書いています!

気軽に楽しみながら豆知識を増やしていきましょう〜!

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God 今good spot
私 won’t stop
あいつにはわかんないよね
How to get 良いjob
そんなのねえよ
2025
争う暇あるんだったら
働けばいいじゃん

みんなしすぎ勘違い
何にもせずに羨ましい
私もアレが欲しい
What can I do now

WORK HARD

甘くない人生は
目を覚ましなよ now
何期待してんの how
自分の人生自分でやって

work work work work work work
I love it この 仕事
work work work work work work
大好き living for job

Girl I told you that I’m growing
Girl made このおっきい building
Yo what? Oh my god are you jelly?
しらねえだろ my 歴史
お前に嫉妬する価値なし

You look fancy
そりゃそうかかってるから money
お前らじゃ追いつけない 美 美
 私は get money, get body, get real

なんかしてるやつより

何もしてないやつが有利
そんな奴ほどなぜか口開いたら
Ew ew ew 辛い辛い辛い

みんなしすぎ勘違い
何にもせずに羨ましい
私もアレが欲しい
What can I do now

WORK HARD

甘くない人生は
目を覚ましなよ now
何期待してんの how
弱者救済?なんでなんで?

work work work work work work
I love it この 仕事
work work work work work work
大好き living for job

大好き 大好き 大好き
大好き 大好き 大好き
すぐパワハラってさ
パワーない君はどうなん
あぁ悪くないって言いたいんだ
こっちも好きで強くなったわけじゃないからさ

甘くない人生は
目を覚ましなよ now
何期待してんの how
自分の人生自分でやって

work work work work work work
I love it この 仕事
work work work work work work
大好き living for job
work work

それでは歌詞考察と豆知識を合わせて書いていきます!

《God 今good spot》に隠された“今ここ”思想──ストア哲学が教える集中の力

歌詞の冒頭にある「God 今good spot」は、直訳すれば「神よ、今はいい場所だ」となりますが、ここには「今この瞬間を肯定する」強い意志が感じられます。
この考え方、実は古代ローマの「ストア哲学」にも通じるものがあります。

豆知識専門家
豆知識専門家

「ねえ、“今ここ”を大事にする考え方って、どこから来たか知ってる?」

生徒
生徒

「マインドフルネスとか仏教とかじゃないの?」

豆知識専門家
豆知識専門家

「それもあるけど、西洋では“ストア哲学”が有名。
特にローマ皇帝マルクス・アウレリウスが言ってた“今この瞬間を生きよ”って考え方とつながるんだ。」

生徒
生徒

「へえ、あの皇帝がそんなこと言ってたんだ!」

豆知識専門家
豆知識専門家

「うん。未来や他人に囚われず、目の前のことに全力を尽くす。
それが“good spot”──つまり、自分の立ち位置を誇れるってことなんだよ。」

生徒
生徒

「なるほど、『WORK HARD』の主人公も、今この瞬間に集中してる感じがするわ。」

「今がいい」「今この場所が自分の戦う場所だ」と言えること。それは、すでに戦い抜いてきた証拠でもあるんです。

《しらねえだろ my 歴史》から読み解く“語られぬ労働の物語”──江戸時代の名もなき職人に学ぶ

「しらねえだろ my 歴史」というフレーズは、実績の裏側にある“知られていない努力”への嘆きと誇りを示しています。
これは、歴史に名前が残らない多くの職人たちと重なります。

豆知識専門家
豆知識専門家

「江戸時代の町人文化ってさ、名もなき職人が支えてたんだよ。」

生徒
生徒

「有名なのって浮世絵師とかじゃないの?」

豆知識専門家
豆知識専門家

「それは表に出た一部。例えば木版画の摺師(すりし)や彫師、染物職人とか、何千人もの無名の職人がいた。でも作品には名前が残らないの。

生徒
生徒

「え、それって『WORK HARD』の“しらねえだろ my 歴史”と似てるね。」

豆知識専門家
豆知識専門家

「そう、陰で積み重ねた仕事の価値は、必ずしも見えるものじゃない。
でもその積み重ねこそが文化や社会を作ってるって、昔から変わらないんだよね。」

生徒
生徒

「名乗らずとも誇り高く、か…。グッとくるわ。」

名が知られなくても、自分の仕事に誇りを持って生きる。『WORK HARD』が貫く“誇りの美学”は、まさにそうした職人魂とも通じ合っています。

《すぐパワハラってさ》に見える“強さ”の代償──武士道における「強さ」と「孤独」

終盤の《すぐパワハラってさ/パワーない君はどうなん》という一節は、現代の価値観と対立するような強い言葉です。
ここからは、強さの中にある孤独と葛藤が浮かび上がります。このテーマ、日本の「武士道」とも通じる部分があるんです。

豆知識専門家
豆知識専門家

「武士道って、強さを礼賛するだけじゃなくて、孤独とどう向き合うかっていう思想でもあるんだよ。」

生徒
生徒

「へえ、勝てばいいってわけじゃないんだね。」

豆知識専門家
豆知識専門家

「うん。例えば『葉隠』には、“死ぬことと見つけたり”っていう覚悟だけじゃなく、周囲との摩擦を抱えながらも“己の道を貫く強さ”が語られてる。

生徒
生徒

「それってこの曲の“強くなったわけじゃない”ってフレーズにも通じるね。」

豆知識専門家
豆知識専門家

「まさに。武士も“好きで強くなった”わけじゃない。時代が、状況が、彼らをそうさせた。」

生徒
生徒

「現代の“戦場”が会社だとしたら、強くあろうとする人の孤独も理解できる気がする。」

“強くあろう”とする姿は、批判を浴びやすい。でもその裏には、誰にも言えない戦いがあるのです。

『WORK HARD』に込められたのは、「誇り」を武器に生き抜く者たちの矜持です。
タイトル「WORK HARD」は、単なる“働け”という命令ではありません。それは「仕事を愛する」という主体的な意志であり、「知られざる努力を積み重ねた私の歴史を、私は知っている」という自己肯定です。

甘くない世界で、それでも歯を食いしばって進むこと。
『WORK HARD』は、そんな“知られざる戦士”たちへの讃歌なのです。

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